kirinrikiのNステ日記～2nd～

今、時計の専門学校へ通っているんですが、11月には毎年 海外研修が行われています。スイスの時計に関する地をいろいろ回れる貴重な機会なんですが、定員が1～3年合わせて24名と決まっていて、毎年抽選になるそうなんです。しかも行けるチャンスの都合で、上級生ほど当選率が上がるとのこと。行けたらいいなと期待してとりあえず応募だけしておきました。

そして期末試験かつ抽選発表日だった今日、休み時間に掲示板へ駆けつけると...当選してる！！やったスイスに行けちゃうぞ！

ただ、うちのクラスからは自分だけ。他のクラスの人は誰も知らないので、完全にひとりぼっちじゃないですか。それにスイスって英語なの？フランス語なの？どっちにしてもしゃべれないよ。ただでさえコミュ障に自分には非常に難易度の高いミッションだぜ。

はじめての海外りょおうでパスポートもないし、11月までにいろいろ準備していかないと。なにより問題なのは旅費。やっと採用されたアルバイトをがんばって旅費を稼がないと...

ついにスウォッチが日本で「SISTEM51」を開始すると発表しました。発売日は...えっ明日！　ということで、スウォッチの銀座店まで買いに行ってきました。

SISTEM51を作ってるよって情報からかれこれ1年くらい待ったのだろうか？発売されるのを楽しみにしていたら、今年入ったくらいにスイスだけは先行ではつばいされてたらしく、早く日本でも発売されないかなって首を長くして待っていました。

ということもあって、同じようにこの日を楽しみにしていた人がいるだろうと、開店11時の30分前に到着。銀座駅の柱という柱がすべてSISTEM51の広告に身をまとっていて、さらにテンションが上がっていたのですが...待ってたのは1人だけ。開店時も10人ちょっと。あ、こんなもんか、平日だし。
難なくSISTEM51のレッドを買いました。

「わずか51パーツの世界初革新的ムーブメントを搭載」しているのがウリのSISTEM51。まだ時計のことを勉強しはじめたばかりの自分でもいろいろ違いに気付きます。
　まず分解できないです（たぶん）。ネジ部分がみつからないので、開けるならおそらくケースを壊さないと。機械式時計なので、定期的なオーバーホールが必要になるかと思われますが、それができないのはメンテナンスをいっさい必要としませんという意味か、寿命10年くらいで使い捨てという意味か。
　テンプのヒゲが地板に接着剤でしっかり固定されちゃっています。なので調整ができないかも。
アンクルが金属製じゃないプラスティックのようなものでできていて、爪石が付いてない？　このアンクル自体は他のスウォッチの機械式時計でも使われているので見慣れてましたが、石使ってないと消耗が早くないのかな？
　手巻きするとき、引くとゼンマイが巻かれます。ということは丸穴車には逆ネジを使ってない？でもそれなら角穴に逆ネジ使わないといけなくなるのか？
　計測器にかけてみたら、振動数は6振動みたいです。（1週間ほど調整せずに使ってみたところ、1分弱進んだかな）

機械式時計として謎が多くてとても面白いムーブメントになってます。けど単純に、軽いし、パワーリザーブが90時間あるし、見た目もカジュアルだし、安いし、気軽に使えるので、機械式時計って何？って方にも手が出しやすそうです。

SWATCH SISTEM51
【日本初登場】 銀座にSISTEM51の期間限定店舗がオープン！｜スウォッチオンラインストアニュース